成長や身体づくりに必要な栄養素は食事だけで補うことがなかなかできません。
栄養が足りないことが原因で、成長に影響が出てしまうことも多々あります。
特に積極的にスポーツをしている子どもの場合、一般の子どもの1.3~1.5倍の栄養素やカロリーが必要と言われていますから、足りないカロリーは食事の量を増やしたり、間食で補ったりしなくてはなりません。
また、ここ数年で不足しがちな栄養素はサプリメントで補うという考えが、ジュニアスポーツの世界ではすでに当たり前の習慣になっています。
そこで今回は、内容成分や栄養素の量、ジュニアアスリートの親御さんのご意見といったデータを元に、ジュニアアスリート向けに市販されているサプリメントをいくつか紹介しています。
ジュニアアスリートに人気のサプリメント比較表
商品名 | ジュニサプ (JNET-STORE) |
セノビック (ロート製薬株式会社) |
アスミール (株式会社イッティ) |
ノビルン (高光製薬株式会社) |
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通常価格 (税込) |
9,960円 | 1,296円(15日分) | 4,980円 | 6,900円 |
定期価格 (税込) |
4,980円 | 1,296円(15日分) | 3,980円 (初回のみ1,980円) |
3,480円(初回のみ1,980円) |
主要成分 | ドロマイト・亜鉛 | グラニュー糖・マルトデキストリン | グラニュー糖・ココアパウダー | 砂糖・マルトデキストリン |
一日の目安量 | 8粒 | 12g | 6g | 2粒 |
飲み方・形状 | 粒を水などで飲む | 粉末を牛乳に溶かして飲む | 粉末を牛乳に溶かして飲む | タブレットを食べる |
甘味料、香料、味付けなど | 一切不使用 | グラニュー糖・乳化剤・香料 | グラニュー糖・香料 | 砂糖・加工油脂・酸味料・アスパルテーム・香料 |
販売サイト | ジュニサプ | セノビック | アスミール | ノビルン |
※主要成分については商品配合量の多い順に記載。
砂糖・人工甘味料・香料・防腐剤など無添加サプリメント「ジュニサプ」
3,000名を超えるジュニア選手の保護者に対するヒアリング、スポーツ専門管理栄養士監修の元、2年以上の歳月を経て2019年2月に販売開始されたジュニアアスリートに特化したサプリメント。
※公式サイトより
子供に毎日飲ませる物だからこそ、お菓子やジュースのようなサプリメントは避けるべきでしょう。
子ども用サプリメントの中には「飲みやすさ、販売しやすさ」を重視し、内容成分がおろそかになっている商品がたくさんあるのが現状です。
「美味しい!」アピールには要注意ですね。
実際に、ジュニアサッカー選手の保護者3000人アンケートでも「摂取して欲しくない原料」に人工甘味料や保存料などの添加物という回答が多く含まれていました。
ジュニサプの栄養摂取量について
安心、安全であっても内容成分にしっかり栄養素が入っていないと子供に飲ませる意味がありません。
「疲れが取り切れない」
「ケガをしやすくなる」
「集中力が続かない」
「パフォーマンスの低下」
などが起こりやすくなります。
毎日一生懸命練習していても、栄養不足が原因でパフォーマンスが低かったら、試合にも出れないしメンバーにも選ばれないですよね。
カルシウムやマグネシウムについては、公式サイトに詳しく記載されているので、ここではビタミン類や鉄・亜鉛などのミネラル類の栄養摂取量をご紹介します。
10歳~11歳が必要とする栄養素目安量のほぼ100%をジュニサプで補える!
8歳~9歳が必要とする栄養素目安量のほぼ120%をジュニサプで補える!
ジュニサプを販売しているジェイネットストアって?
ジュニアアスリートの保護者さんの間では「知っている人は知っている」ジュニアアスリートを応援している企業であり、子ども向けのサプリメントでは「トータルアップ」「ジュニサプ」を販売している会社さんです。
全国大会に出場したり、プロ選手も輩出しているサッカークラブチームのサポートや、プロ野球選手を輩出しているリトルシニアチーム、バレーボールチームなどがチーム単位で取り入れていたり、現役のプロスポーツ選手も導入しているようです。
また、個人競技のゴルフやレスリング、水泳、スキー、フィギアスケートといった分野からも同社の製品を導入しているジュニア選手は多く、大半は全国大会や世界大会に出場するようなレベルの選手のようです。
ジュニサプがジュニアアスリートに支持される理由
しかし、栄養管理された食事を毎日食べさせるのは、プロスポーツ選手のように専属の栄養士がいない限り至難の業です。
そこでジュニアの間で数年前から人気があるのが「ジュニア向けのサプリメント」です。
意識の高い保護者さんや、身体づくりから指導されている強豪チームの指導者さんは数年前から取り入れています。
これは子供や選手の将来を考えて「スポーツにおいて、如何に身長差が有利になるか」を理解されているからです。
また、体に蓄えた栄養素は生命維持のために優先的に使われるので、運動量の多いジュニアアスリートはリカバリー分プラスαで、成長分に使われる栄養素を補っておく必要があるのです。
ジュニアスポーツ界でもリカバリー用に「プロテイン」がブームになりつつありましたが、成長途中で未発達な状態にあるジュニア選手にとっては「内臓への負荷」が危惧され、プロテイン導入を見送るチームや家庭も多いようです。
選手のために薦めたものが、逆に選手の身体に負担になってしまうのでは…、ということでしょうね。
外出先での飲みやすさや飽きのなさ、持ち運びや保管方法、栄養素のバランスと配合量などを総合的に判断して、タブレット(粒)が飲めるのであれば、ジュニサプは「ジュニア選手が導入するにはベストチョイス」となるのではないでしょうか。
私が親目線で「子供のためにはこれだな!」と強く感じた商品でした。