全国大会に出場する強豪チームの身長と体重

一般小学生の平均身長は毎年、文部科学省が発表しています。

しかし、スポーツをする上で身長は高いに越したことはありませんし、団体競技では背の高い子がレギュラーになっていることが多いのは、ジュニアアスリートの保護者であればご存じのはずです。

そこで、今回は実際に全国大会に出場するチームは背の高い子が多いのかを調べてみることにしました。参考にした資料は、小学生（U12）最高峰の大会である「全日本少年サッカー大会」からデータを算出しました。

第41回大会全日（2017年12月開催）は全国登録チーム8717中、勝ち上がった48チームが鹿児島県ふれあいスポーツランドにてグループラウンドを行い、準々決勝以降は鴨池陸上競技場にて開催され、セレッソ大阪U12が8717チームの頂点に立ちました。

ベスト8チーム「6年生の平均身長と平均体重」

今回はベスト8に駒を進めた「リオペードラ加賀FC」「北海道コンサドーレ札幌」「西宮SS」「大宮アルディージャ」「セレッソ大阪」「鹿島アントラーズつくば」「サンフレッチェ広島」「サガン鳥栖」の8チームの平均身長と体重でデータ算出します。

※チームによっては4年生、5年生も入っているので、6年生に限定すれば平均身長はもっと高くなります。

リオペードラ加賀FC

リオペードラ加賀FCは、PNFCトレーニングやメンタルトレーニング、食育にも力を入れ、選手が主体的に行動しながらチャレンジするチームです。今大会は準々決勝でコンサドーレ札幌に敗れベスト8で敗退。

平均身長：151cm
平均体重：41.8Kg

北海道コンサドーレ札幌

Jリーグ北海道コンサドーレ札幌アカデミー組織。今大会決勝まで進み「セレッソ大阪」に2-1で敗れたものの、準優勝のコンサドーレ札幌U12。登録選手19人の内、15人が6年生です。

平均身長：153.5cm
平均体重：44Kg

西宮SS

チーム創立41周年で、全国大会初出場ながらベスト8進出。準々決勝にて大宮アルディージャジュニアに敗退しましたが、大躍進！登録16人中13人が6年生です。

平均身長：149.9cm
平均体重：39.4Kg

大宮アルディージャ

Jリーグ大宮アルディージャのアカデミージュニアチーム。登録20人中12人が6年生です。

平均身長：152cm
平均体重：40.8Kg

セレッソ大阪

世界基準によるプロサッカー選手の育成指導指針のもと活動している「セレッソ大阪U12」今大会では決勝戦でコンサドーレ札幌U12を2-1で破り、見事優勝！登録20人中10人が6年生です。

平均身長：155.8cm
平均体重：45.9Kg

鹿島アントラーズつくば

Jリーグ鹿島アントラーズのジュニアアカデミー組織。「献身・誠実・尊重」をコンセプトに将来トップチームで活躍できる選手育成に力を入れている。登録20人中13人が6年生です。

平均身長：145.1cm
平均体重：37.5Kg

サンフレッチェ広島

Jリーグサンフレッチェ広島のアカデミーチーム。豊かな人間性の育成、クリエイティブな選手の育成を目指しています。登録20人中7人が6年生です。

平均身長：150.2cm
平均体重：40.4Kg

サガン鳥栖

J1サガン鳥栖のアカデミーチームです。将来的にトップチームや世界を舞台に活躍できる選手を目指し日々活動しています。上の世代である高円宮杯（U15の2017年大会）では、全国優勝していますが、全日では準々決勝でサンフレッチェ広島に敗退しています。

平均身長：151.4cm
平均体重：40.4Kg

第41回大会ベスト8チーム「平均身長と平均体重」まとめ

これは文部科学省が平成29年度(2017年度)に実施した「学校保健統計調査」の6年生平均に比べ、高くなっていることが分かります。

小学校6年生(11歳)の平均身長は男子で145.0cm（38.2Kg）、女子で146.7cm（39.0Kg）です。※参考：文部科学省「学校保健統計調査」

つまり、平均身長で6.1㎝、体重で3.0Kg違うという事になります。

やはり、全国大会に出てくるチームは技術や精神力もさることながら、身体がしっかり出来ていることを確認できました。スポーツをされているお子さんを持つ方は、今後の参考にしてみてはいかがでしょうか。

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